眠れない

フリーターの利点を最大限使って、

繁忙期じゃないけどベストシーズンである9月に、

16日間の欧州ひとり旅をしました。

フランクフルトから入ってベルリン→パリを、

おもにアートと食、建築をめぐる旅でした。

ヨーロッパに行くたび思うのは、

おひとりさまには肩身がせまい。

カップル文化が根付いてるし、

ファミリー、仲間との行動が多い。

食事も色々食べたくても量が多すぎて1人だと辛い。

レストランでの1人ディナーは異様に目立つから

入りにくい、というかはなから行かなかった。

でも、日本に帰国して自室に戻っても、

変わらないんだよね、1人であることに。

ベルリンにいてもパリにいても

どこにいても私は1人なんだなぁって思ったら、

縁もゆかりもないヨーロッパで孤独なのは

当たり前って割りきれるけど、

母国である日本に居る方がむしろ

ヒシヒシと孤独を感じてしまってます。

いつもなら

ひとりぼっちは退屈！

あるいは

ひとりぼっちだけど自由！

って思うけど、

昨日今日は長いひとり旅のあとだから

誰かと話したいって欲求が募っているせいか、

ひとりぼっちはさみしい！

に変換されてます。

一度そう感じてしまうと気分を変えるのが大変。

さみしいの沼、マイナスな自動思考が始まり、

過食が始まり、不眠にいたる（イマココ）。

私この先も一人なのかなぁ。

孤独死とかしちゃうのかなぁ。

やりたいことまだまだ色々あるし、

来年までにこれこれこれを

いついつまでにやるって

計画してきたはずなのに、

ひとりじゃさみしくて不安でできないよ、

もう疲れたよ…

とネガティヴ思考に陥ってます。

時差ボケもあるかもだけど、 眠いのにあれこれ考えちゃって全然眠れない。 ひとりだと延々と考えてしまう（考えてしまえる）のが辛い。

いつも頑張って真面目に、 どうやったらベストな人生に近づけるか考えて 生きてきたと思う。

なんでこんな孤独な苦しい生き方に なっちゃったのか… ズルしたり不真面目に生きてきた訳じゃないけど…

これが私の今まで生きてきた答えなのかな。

まぁ、なるようにしかならないですよね。

なるようにしかならない中でのベストを 尽くしたいな。

とにかく体を壊さず、 後悔しない生き方をしたい。

死ぬときはみんな一人だし。

明日にはきっと忘れるよ、こんな気持ち。

明後日には思い出すかもしれない。

だけど3日後にはまた忘れるんだから。

もし、今まで生きてきた答えである今の生き方が 気にくわないなら、明日にでも変えればいいんだし。

寝よう！